ミリ波 アイソレータ
Micro Harmonics社は、25〜400 GHzに対応する
ミリ波アイソレータ、ミリ波サーキュレータ、およびミリ波電圧可変減衰器を含む
高品質なミリ波製品を製造しているアメリカのメーカーです。
同社の製品の特徴のひとつは、業界最小の挿入損失で
WR-3.4アイソレータにおいては、220-330 GHzの帯域で標準挿入損失が
2dB未満を実現しています
また、低温アプリケーションに最適な低温ミリ波アイソレータも取り扱っています。



以下の情報は、下記のミリ波アイソレータに関するものです。
詳細な仕様書については、以下の各モデル番号をクリックしてください。
■すべてのアイソレータは、階段状ツイスト設計の一部として、傾斜した方形導波管の配置で
意図的に設計されています。
ただし、標準の導波管フランジと嵌合するように設計されています。
詳細については、こちらのアプリケーションノートを参照してください。
■Micro Harmonics社の標準的なアイソレータ構成では、2 つのフランジは同一直線上にあり
入力導波管と出力導波管の両方が同一平面上にあるように方向付けられています。
ご要望に応じて、特定のアイソレータはフランジの 1 つが 90 度回転するように構成できます。
これにより、フランジが同一直線上に保たれた状態で 90 度のねじれが得られます。
現在、90 度曲げのアイソレータの取り扱いはございません。
■2024年1月より、モデル番号末尾に「M2」が付与されなくなくなりました。
M2の有無による製品の違いはございません。
■FARADAY ROTATION ISOLATORS(ファラデーアイソレーター)
モデル番号 | フランジ(EIA) | 周波数(GHz) | 挿入損失(dB, Avg) | 絶縁(dB, Typ Min) | Maxパワー(W) |
FR280 | WR-28 | 26.5 – 40 | 0.5 | 23 | 4.0 |
FR188|FR188-599 | WR-19 | 40 – 60 | 0.5 | 25 | 3.4 |
FR148 | WR-15 | 50 – 75 | 0.6 | 20 | 3.0 |
FR122 | WR-12 | 60 – 90 | 0.6 | 20 | 2.7 |
FR100 | WR-10 | 75 – 110 | 0.6 | 22 | 2.3 |
FR90 | WR-9 | 82 – 122 | 0.9 | 21 | 2.1 |
FR80 | WR-8 | 90 – 140 | 0.8 | 19 | 1.8 |
FR65 | WR-6.5 | 110 – 170 | 0.9 | 23 | 1.5 |
FR51 | WR-5.1 | 140 – 220 | 1.0 | 22 | 1.0 |
FR43 | WR-4.3 | 170 – 260 | 1.3 | 22 | 0.7 |
FR34 | WR-3.4 | 220 – 325 | 1.7 | 22 | 0.4 |
FR28 | WR-2.8 | 260 – 400 | 2.3 | 20 | 0.3 |
■CRYOGENIC ISOLATORS(低温アイソレーター)
Micro Harmonics社の極低温アイソレータは、極低温で動作するように特別に設計されて
います。
フェライトロッドは、冷却時に信号に必要な 45度の回転を保証するように設計され
ネオジムバイアス磁石は、極低温でも強度を維持するサマリウムコバルト磁石に置き換えられています。
より詳細な記事はこちら(英文)
モデル番号 | フランジ(EIA) | 周波数(GHz) | 挿入損失(25K, 300K) (dB, Avg) |
絶縁(25K, 300K) (dB, Avg) |
Max Power(W) |
FR280C | WR-28 | 26.5 – 40 | 0.6,0.5 | 24,19 | 1.2 |
FR148C | WR-15 | 50 – 75 | 0.5,0.7 | 28,17 | 1.0 |
FR122C | WR-12 | 60 – 90 | 0.5,0.6 | 22,17 | 1.0 |
FR100C | WR-10 | 75 – 110 | 0.5,0.6 | 24,17 | 1.0 |
FR90C | WR-9 | 82 – 122 | 0.7,0.9 | 25,19 | 0.9 |
FR80C | WR-8 | 90 – 140 | 0.7,0.9 | 25,19 | 0.8 |
FR65C (準備中) | WR-6.5 | 110 – 170 | |||
FR51C (準備中) | WR-5.1 | 140 – 220 |
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